今では同一サーバーで同一ドメインの直下、サブドメインを大量に発行して被リンクを張り、SEOを行うような方法は取られなくなりました。これはいくらたくさんの被リンクが張られていても、同一IPであれば自作自演であり、ユーザーに良いとされているコンテンツではないという判断が検索エンジンから下されるからです。そこで登場したのがクラスCのIP分散サーバーという存在です。SEOにとってはIP分散されたサーバーを利用するのは非常にメリットがあります。一つは同一IPからの被リンクやサテライトサイトという見え方が無くなります。当然先ほどのサブドメイン大量発行で同一IPという見え方もなくなります（サブドメインのネームサーバーのIPも違うことが重要です）。

でも、意図的にIPを分散させたりすることはスパムになるのでは？と不安になる方もいるでしょう。ところが、SEO業界ではこのようなサービスは大活躍しています。その理由はこのような自作自演でもすべてのサイトを検索エンジン側がチェックするのは不可能だからです。それにオリジナルコンテンツであれば検索エンジン側には評価対象になります。意図的に作ったサイトであってもそれが品質が良ければ良いということです。仮にオーソリティサイトから被リンクがあったらなお、評価されるはずです。大活躍をするこのようなクラスCのIP分散サーバーですが、コンテンツが良質であることも重要な要素です。