IP分散サーバーとは

IP分散サーバーとはなんですか?

IP分散サーバーとは、IPアドレスがクラスC以上で分散されているもののことを指します。

IPアドレスとは、ネットワーク上の機器を識別するために指定するネットワーク層における識別用の住所みたいなものだとお考えください。

IPアドレスは、111.222.333.444のように3つの数字の組み合わせ4つで構成されています。(説明のための例です。実際は0~255までなので333.444はありません。)
111の部分はクラスA、以下222はクラスB、333はクラスC、444はクラスDと呼ばれます。

クラスCで分散とはどういう意味かというと、111.222.333.444のうち、444の部分以外が異なっているIPアドレスを複数用意するということです。

なぜIPアドレスの分散をする必要があるの?

Googleがサイトが設置されているIPアドレスがクラスC以上で分散されていないと、それぞれの被リンクを評価しないという特許を取得しているためです。

つまり、クラスC以上で分散されているサイト群からリンクを貼ったほうが、より評価されやすくなり検索順位があがるとされています。

IPが日本とは?

弊社クラスCサーバーにはIPアドレスのカントリーコードが日本となっております。
カントリーコードについては例えば以下のサイトでご確認いただけます。
(表示されておりますのは、弊社で提供させていただいておりますIPの一例です)

https://ipv4.fetus.jp/search/94.46.118.205

クラスC(日本IP)プランでご提供させていただきますIPアドレスはすべてカントリーコードが日本となっているものになります。

IP管理団体について
弊社提供のIPアドレスはRIPEというヨーロッパのIP管理団体から仕入れを実施しております。2015年よりRIPEとJPNIC(日本のIP管理団体)とでIPの移転が可能となり、JPNICと近い関係になりました。弊社ではこのRIPEより仕入れたIPアドレスのカントリーコードに日本を設定してサービス提供いたしております。

インターネット記事「IPv4アドレス移転対象レジストリにRIPE NCC追加のお知らせ」
https://www.nic.ad.jp/ja/topics/2015/20151009-01.html

またIP管理についてはたとえば以下の記事をご参照ください。
http://www.geolocation.co.jp/learn/num/01.html