クラスCでIP分散サーバーを考えた時、何に注目するでしょうか。IPの数やドメイン数、ディスク容量やデータベースの利用可能・不可能ということではないでしょうか。現実的にはIPの数が多くても、ドメインの数がそれ相応にないと意味はありません。クラスCでIPアドレス分散が可能でも、ネームサーバーが一緒であれば（つまりドメイン設定まできっちりできること）サービスを利用する意味がなくなります。通常はIP数に対してドメイン数は3倍程度あると望ましいと考えられています。IPが増えれば増えるほどディスク容量は多くなるのが普通です。10IPならDBは10個が普通でしょうし、ディスク容量は最低でも1GB程度あると何かと便利です。

このディスクの容量は各サービス会社によっても基準が異なるでしょうが、大抵は10から100IPになれば10GB、1000IPなら100GBといった形になるでしょう。当然IP分散サーバーは容量に従って月額費用は変わります。容量増大に従って価格は高くなるので、スターターなら10IPから始めて、プランが移行できるサービスを選んでいきましょう。プラン移行が可能かどうかもチェックすることを忘れないようにしてください。