SEO対策で上位表示を望むのは誰もが考えることでしょう。特に上位表示されればユーザーの目に触れて、結果的にECサイトやアフィリエイト、ブログなど色々なサイトを運用している方にはメリットがたくさんあります。しかし上位表示をするのは簡単ではありません。そこで出てきた考え方がIP分散というSEO対策です。1サイトについてIPアドレスが違うサーバーをそれぞれ当てはめると言う考え方です。IPアドレスは4つのクラスで分けられています。例えばグーグルなどは「216.58.197.227」（例です）というIPアドレスですが、クラスAとした場合は「216」の部分です。この中でクラスCの「197」以上の部分が分散されているところを検索エンジンは見ています。

つまりクラスCがIP分散されていれば違うIPという認識になるということです。もちろんこのIPが分散されているだけではSEO対策にはなりませんが、リンクの価値を上げるには他にも必要な施策がたくさんあります。ドメインも別ドメインを使って被リンクを増やす。被リンク元サイトも同系列の関連サイトからのものであること、被リンク元の掲載されているコンテンツがオリジナルであることなど、色々なことをしてやっと良質の被リンクであるという判断がなされます。簡単に自作自演ではもはや上位表示が不可能な時代になったということです。