Googleのアルゴリズムは、ウェブサイトの評価をする際に、被リンクがあるかをチェックします。そして、被リンク先のコンテンツの質やIP情報を取得し判定を行うのですが、この時、被リンク元のIPとリンク先のIPを照合しています。もし、ここで同一のIPアドレスとわかってしまうと、そのサイトは評価の対象外となります。また、被リンク先のコンテンツの質が悪いと、アルゴリズムによって「スパム判定」をされ、評価の対象外になります。こういう時は、クラスCのIP分散が役立ちます。クラスCのIP分散とは、同一のサーバーを使いながら異なったIPでサイトを立ち上げるということです。従来であれば、サイトごとに他のサーバーを契約し、運営しなければならなかったのですが、近年では同一のサーバーを使いつつ、別IPを使うことができるようになってきています。

IP分散に対応しているサーバーであれば、プランによって異なりますが、費用を抑えつつ多くのIPアドレスを使うことができるようになります。サイトごとにIPアドレスが異なっていれば、同一IP判定をくぐり抜ける事ができますし、サイトの質も保てていれば、スパム判定にもなりません。結果、評価の対象となり、検索結果に表示されるようになります。