数年前からグーグルなどの検索エンジンはIPが同じサーバーの複数サイトから被リンクを貼っても、SEO的効果はないということが判明しています。グーグルが発言したというより、日夜SEO施策を行っているアフィリエイターやSEOプロ業者の間では理解されている情報でした。そこでIPを分散させようとしてサーバーを複数借りたりしていましたが、これはこれで非常に管理が大変でした。そこでクラスCのIP分散したサーバーをレンタルできるサービスが登場しました。いわゆるクラスCのIP分散サーバーと呼ばれるものです。このようなサービスは100IPあれば100サーバーがバーチャルであるようなサービス（リアルでも）なので利用すれば非常にメリットは高いでしょう。

当初は海外のサーバーが多かったのですが、最近では国内サーバーで分散しているレンタルサーバーが増えています。ここで注意が必要です。ネームサーバーが一緒だとIPが分散していてもすぐばれてしまう場合があります。チェックしたいのはIPがたとえ分散していてもネームサーバーも分散対応しているところを選ぶということです。まとまったIP（例えば100個とか）ごとにネームサーバーが変わったとしても、サブドメインが変わるだけのようなサービスでは、ほぼ意味がありません。サブドメインでは同一ドメインと同じと捉えられてしまうからです。サービスを選ぶならネームサーバーの分散まで対応しているサービスを選びましょう。