クラスCとはIPアドレスの中で以下のような部分のことを指します。例えばグーグルアドレス表示を見てみると「216.58.197.227」（グーグルもグローバルIPが複数ありますのでこれは例です）の中で3番目の部分197がクラスCとなります。SEOの世界ではこのクラスCが違うということがIPが違うと見なされます。クラスDの「227」が違っていても分散とはみなさないようです。そしてこれを基本に被リンク用のサイトをサーバーを変えて展開していきます。グーグルはこのクラスCに関して被リンクをカウントする、しないを決定しているとされているので、レンタルサーバーで大量に独自ドメインからサブドメインを発行して被リンクサイトを作ってもカウントされません。

クラスCの数値を変えてIP分散して、被リンク用サイトを量産できる仕組みがあればSEOに有効な手段が手に入ります。また検索エンジンは意図的なSEOは極力排除するアルゴリズムになっているので、本来はこのような意図的なSEOはいずれ問題になるかも？と不安になる方もいるでしょう。しかし意図的にIP分散してもスパムになりにくい理由があります。アルゴリズムがそのようになっていたとしても、すべてのサイト群を特定できないだけでなく、仮に分散されたサイトにオリジナルコンテンツがあれば評価されるはずです。