SEO対策でよく聞かれるIP分散とはどんな手法なのでしょうか？なんとなくわかっていても実は不明確な場合もあるでしょう。普通にサイト運営しているならあまり聞き覚えがないはずです。IPとはIPアドレスのことですが、ネットワークの上でサーバーを識別するものです。いわゆる番地のようなものです。サーバーごとに割り振られているのでIP分散は使用するサーバーを分散させるという意味になります。１つのサイトごとにIPアドレスが違うサーバーを分けていくという方法です。そしてこの時アドレスは4つ（実際は5つですが、現在は4つまで使われている）のクラスで分けられています。

グーグルの「216.58.197.227」を参考までに見ると頭がクラスA、クラスB、クラスC、クラスDというように区切られています。この時クラスA、B、Cの数字が同じなら同一の場所にあるサーバーだと見なされます。そこで分散させたいならクラスC以上で分散するという考え方です。このようにSEO対策ではIPを分散させるケースが多いのですが、実はリンクの価値が高まるというよりも、分散されているから自作自演が見破られないということにつながります。これは基本的な部分であり、それに加えて大切なのはオリジナルコンテンツを充実させて、ユーザーに対して有益な内容にしておくことが重要です。それが優れたSEO対策につながります。