今から10年ほど前は被リンクがたくさんあれば検索エンジンにも評価されて上位表示される時代がありました。この数年の間にSEOを知った方には、にわかに信じられない話かもしれません。それから10年後、被リンクの質を判断するくらい検索エンジンが賢くなりました。中でも大量に被リンクを張っていたサイトは同一IPなら1カウントしか被リンクを認められなくなりました。それだけでなく中にはペナルティになるケースも続出しました。そこでクラスCのIP分散というSEO対策が取られるようになり、同時に複数のドメインからの被リンクが重要だとされるようになりました。

もちろん被リンク元サイトが良質のコンテンツや同系列の関連コンテンツが掲載されていることは言うまでもありません。考えると、これらのチェックポイントは検索エンジンがより人間（つまりユーザー）に近くなったと考えざるを得ません。そして昔なら相互リンクやディレクトリ登録といったSEO対策向けサービスがたくさんありました。最近ではペナルティ解除サービスなるものも登場して、このような相互リンクなどにリンクが残っているケースが多くあるということも判明しています。完全にNGリンクになっているようです。SEO対策に取り組むなら、まずはクラスCのIP分散、多ドメイン、良質のコンテンツサイトからの被リンクを意識しましょう。