SEO対策のためにはIP分散が必要ですが、同時にSEOペナルティ回避を考慮しなければなりません。そのために正しい知識をつけることが大切になってきます。SEOにおけるペナルティとは、検索サイトでいきなり順位が下がったり、インデックスを削除されたりなどすることで、その結果、上位に表示されなくなってしまう現象です。この現象は基本的に自身のwebサイト上に検索サイトのガイドラインに違反している部分があることを示しています。検索サイトによっては、Googleサーチコンソールなどからお知らせが届くこともあり、その知らせで初めて違反を犯していることに気づくことがあります。

お知らせなどがない場合は、なぜ順位の下落が起こっているのか、その原因を見極めるのは困難となっています。そのため日頃から、自身のwebサイトがガイドラインの違反を犯していないかの注意が必要です。ガイドラインの違反内容としては背景色と同色文字で隠し文字にしたり、隠しリンクや隠しテキストを使用すること、コンテンツ内に過剰なキーワードを詰め込むこと、オリジナルコンテンツが無いなどの質が低いサイト、SEO対策のためにリンクを購入・販売している場合などがあります。もちろん問題になる部分を取り除いたり、修正することでペナルティを解除してもらうことも可能となっています。このようなことにならないためにも、IP分散はクラスC以上で分散されてネームサーバーも異なるサーバーを選ぶようにしましょう。