SEO対策で外部リンクを考えるのは昔から常套手段でした。本当にかなり前（それでも数年前まで）は外部リンクを得る（すなわち被リンクのことです）場合、大量の同一IPアドレスや大量の同一ドメインからのサブドメイン経由の外部リンクでも、なんとか上位に食い込んだ時代がありました。ところが近年、検索エンジンの質の向上、グーグルなどの検索エンジン運用側の人的確認などのスキル向上により、このような方法は一発で問題になるようになりました。SEO対策の中ではまず被リンクを増やせという考え方がありましたが、今では被リンクが多いにこしたことはありませんが、その被リンク元のサイトがどのようなサイトなのか、ということが問題になっています。

それは同一IPアドレスのサイト経由の被リンクはいくら数が多くても1本である、という評価がされるようになりました。場合によってはスパム扱いされて、順位が下降するというケースも多くみられます。そこでIP分散するという手法がとられています。これならIPが重複しない被リンクを増やして、被リンクの質を高めることが可能です。あらゆるサーバーやドメイン経由で被リンクを増やすのですが、そこを手作業で1つ1つ行わなくても、最近のSEO施策ではそのようなIP分散サーバーがすでに用意されています。そのようなサーバーを利用しながら、質の良いオリジナルコンテンツを掲載している被リンク元サイトを増やすことがSEOの王道になりつつあります。